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教職大学院留学生が授業見学

教職大学院の留学生が授業見学

5月25日(木)
福井大学教職大学院から遠藤貴広准教授、William Tjipto特命助教と教職大学院への留学生(シンガポール、グアテマラ、メキシコ、ミャンマー)が来校しました。

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3限目の2年普通科文系クラスでは生徒がそれぞれの国の学校や英語教育の違いについて質問し話し合いました。

生徒の感想

  • アウトプットを多く
    ミャンマーと日本では違うことが多くあった。日本は教科書だけじゃなくてプリントとかパソコン、発表時にはスクリーンを使えたりなど、いろんな技術を使っているけどミャンマーではノートのみで、結構格差があると思った。サンダーさんは日本の勉強のことをミャンマーに伝えていくことをしているらしく、振り返りの時間を多く取ること、アウトプットを多くする、たくさんコミュニケーションを取るなど、いいところを伝えていくと話していて、せっかく日本で教育を受けられているのでもっと英語頑張ろうと思ったりした。英語をいっぱい話すといいよ!頑張れー!!をもらったのでゆるゆる頑張りたい。
  • 小さいころから2言語スゴイ
    メキシコ出身のAnaさんは六歳の頃から英語を習っていて、小学校内ではなくその他のプライベートレッスンを受けていたそうです。メキシコの母語はスペイン語なので、そんな小さな頃から2言語を知識として入れているのがすごいなと思いました。自分は日本語だけでも難しいと感じるので尊敬します。
  • 英語でお互いに助け合う
    グアテマラでは、幼稚園から英語を学んでいることがわかった。また英語を話せる意義は、困ったことがあったときに、お互いの言語を知らなくても英語を話すことができたら、お互いに助け合えることだと言っていた。
  • 習ってきた文法で話せる
    自分が思っている以上に今まで習ってきた文法を使って話すことができることがわかりました。単語を言うだけでも少しでも理解しようと聞かれている感があってとても話しやすくて楽しく話せることがわかりました。
  • 難しいけど楽しい
    自分の思っていた以上に言っていたことを聞けて、メモすることができたと思います。
    自分から質問もできたし、そのときは文法も少しおかしかったかもしれないけど、自分の質問に優しく答えてくださって、うれしかったです。英語での会話は、難しいけれど、楽しかったです。

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5限目の2年国際探究科クラスでは、英語を学ぶ意義について「p4c」形式で英語でのディスカッションを行いました。自ら手を上げて発言したり、留学生の意見を聞いて考えを深めることができました。

p4cとは・・・”子どものための哲学”という教育実践のこと。みんなが輪になって座り、答えのない問いをめぐってみんなの意見を聞き自分の考えを述べ思考を深めていく手法。

生徒の感想

  • 違う価値観知りたい
    今まで英語を学ぶ上での価値はなにかというテーマで文を書いたり話したりしたことはありましたが、p4cの中で出てきたなぜ外国の方と話したいのかや全員が外国に行くわけではないのに英語を学ぶ必要があるのかなどの深い内容までは考えたことがなかったので、難しかったです。個人としては、自分とは違う価値観を持つ方と友だちになりたい、その国について知りたいと思っています。また、もし外国に行かないとしても私は本を読むのが好きなので好きな外国人作家さんの本を英語で読んだり、逆に日本人作家さんの本を英語で読んだりするために英語を学びたいと思いました。他にもゲルマン系言語、ラテン系言語についてなどとても興味深い内容の話を聞けたのでとてもいい機会になりました。
  • 他人を助けるために学ぶという考えに共感
    今日のp4cを通して、英語を学ぶ価値についての意見を聞く中で一番印象に残っているのは、英語は他人を助けるために学ぶor英語は仕事をするために学ぶという内容です。
    私は、どちらかといえば仕事をするために英語を学ぶという考えに近かったのですが、留学生の方の他人を助けることでより広い関係を築けるという意見にとても共感しました。
  • 自分の文化を語ることで自分の理解深まる
    英語を使う価値や意味として自分の意見や他のクラスメイトの意見には、他の国の文化を知るためや、違う国の人々とコミュニケーションをとるためなど自分の利益しか考えられていなかったけれど、留学生の話から、海外からの観光客を助けてあげるためという他者の利益を考えるという新しい見方を学べた。また誰かに自分の文化を伝えることで自分の理解も深まるという利点もあるということが分かった。
  • 英語で日本のことを伝えたい
    私は英語を話せるメリットは、日本に来ている外国人を助けたり自分が外国に行ったときに現地の人に質問したりすることだと思っていたけど、別の場面でもたくさん英語を使うことがわかりました。私達が授業を通して他の国の文化を学ぶのと同じように、日本のことをあまりよく知らない外国人に英語で日本のことを伝えてみたいと思いました。
  • 話が広がりおもしろい
    「英語を学ぶことの意義」というテーマで、仕事のこと、文化のこと、未来のことというように話が広がっていたのが良いと思いました。外国のひとも、英語を学ぶことは大切であるという意見だったのでおもしろかったです。

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