定時制後期始業式式辞 -反対給付-


皆さんこんにちは。今回は本日(10/6)行いました定時制後期始業式式辞を紹介します。  
皆さんおはようございます。後期の始業式にあたりみなさんに「贈り物」の話をします。みなさんは誰かから「贈り物」をもらったとき、どういう気持ちになりますか。嬉しい気持ちになるのはもちろんですが、それと同時に何かお返しをしなくては、という気持ちになりませんか。  
人には「贈り物」をもらうと、それと同じかそれ以上のものを返さないではいられないという習性があります。これを「反対給付」と言います。  

そして、この習性を反対から考えると「何かを手に入れたいと思ったら、自分が先に差し出せばよい」と言うことになります。  
たとえば
 「友達の笑顔が見たかったら、自分から笑顔で接すればいい」  
 「誰かに話を聞いてほしかったら、自分が先に話を聞いてあげればいい」  
 「自分を好きになってほしかったら、自分が先に好きになればいい」
ということです。  

品物であっても、心であっても「贈り物」をもらった時に湧き起こる感謝の気持ちとお返しをしたいという気持ちは世界中の人々に共通するものです。  
本校の卒業生で伊藤忠商事株式会社元社長の小林栄三先生も社会人の心構えとして同じことを話されていました。社会人にとって大切なことは「自分から挨拶ができること」と「相手の長所を見つけてその人を好きになること」だそうです。

「自分から挨拶」すれば、相手も挨拶を返してくれます。
「相手の長所を見つけてその人を好き」になれば、相手もあなたを好きになります。  
そのようにして、相手と良い人間関係を築くことが働く上でも大切なことなのです。みなさんには、この「反対給付」ということを心に留めてこれからの学校生活を過ごしてほしいと思います。以上で私の話を終わります。