大阪大学研修

【大阪大学工学部訪問研修】
(平成29年8月)

1,2年理数探究科の13名が、夏季休業を利用して、大阪大学大学院環境エネルギー工学専攻の3つの研究室にご協力いただき、2日間濃密な研修をすることができました。

お世話になった研究室
共生環境評価領域
「ヒートアイランド現象に対する保水性舗装の効果の検証」

データロガーに記録された路面温度と水の蒸発量の関係を表計算処理します。
※保水性舗装技術は東京オリンピックのマラソンコースへの採用が内定したそうです!


量子線生体材料工学領域
「非放射性セシウムを使った土壌除染実験・磁石を使った身近な排水の磁気分離」

まずは研究内容の説明ですが、本格的な研究室に緊張気味


TAの学生さんは、器具の扱いや機械の原理など大変丁寧に指導をしてくれました。


サンプルをシリンダーで抽出するとパソコンの画面にデーターが現れます!

環境エネルギー材料工学領域
「熱を電気に変える熱電変換」

エネルギーの変換効率の講義です。時に大学3年生レベルの内容も……。
黒崎先生がわかりやすく教えてくださいました。


熱電素子の温度と伝導率を測定する装置
ポンプで中の空気をヘリウムに置き換えてから実験します。
見えないけどすごいことがこの中で起こっている!!


熱電素子を使った実験 電池も無いのにファンが回る不思議体験
ですが講義を受けたから、しっかり理解してます。

最後は成果発表会。
互いの研究班は久々の再会。それぞれの研究室で行った実験についてプレゼンを行いました。

自分たちのおこなった研修を他のチームに解説します。
1回の研修で3度おいしい!!!


周辺研究室の皆さんもたくさん聞きに来て下さりました。
そして飛んでくる鋭い質問 チームで相談しながら丁寧に説明していました。


聴衆への掛け合いを交えた宮下君のプレゼンは、彼に内容を教えた黒崎先生も感心しておられました。




充実の2日間を全面バックアップしていただいた、大阪大学工学部の皆様に本当に申し上げます。 ありがとうございました。

【参加生徒の感想】
・課題研究のテーマとマッチしていて大変参考になった。
・現代の熱電変換の課題がわかった。
・エネルギーロスを減らすという考え方を学んだ。
・エネルギーロスの問題を広め、世間に知ってもらうことが大切。

【お世話になった先生からのコメント】
近藤先生より
私は、研究は3つのことが成されて完結すると考えています。
1つは、研究の意義と目的を明確にすること、2つは、科学的に正しい過程を経て結論を導くこと、3つは、その成果を分かり易く説明することです。
特に3つ目は難しいことです。私は、まんがで自分の研究を説明できないうちは、本当はその研究の内容を理解できてないと考えています。
3つのグループのプレゼンテーションは、私が考えている3つ事柄を満たしていて非常に良かったと感じました。

今回参加して頂いた学生さんは1年生と2年生でした。1年後または2年後に大学受験をすることになります。その時は、大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻を受験してください。また一緒に研究できることを楽しみにしています。


秋山先生より
今回は磁石を用いた水と土壌の浄化の2つの実験を行っていただき、短時間でのプレゼンテーション作成にもかかわらず、内容の濃いしっかりとした発表ができて感心いたしました。
当研究室に来られた4名の男子学生さんたち、大変元気のいい学生さんたちで、また自分で考える力も持っておられ、頼もしく思いました。
ぜひ本学を目指してくれればと思います。


黒崎先生より
私のところには、熱を電気に直接変換する熱電変換の講義と演習、実験をしました。
3名の高校生が研修にきてくれました。3人ともとても良い子たちで、理解力も高かったです。
一番驚いたのは、最後のプレゼンでした。熱電変換について、非常にわかりやすく、ユーモアも交えながら、説明してくれました。ぜひ大阪大学に入学していただき、一緒に研究できればと思っています!