若狭湾エネルギー研究センター研修

毎年、2年理数探究科を対象に福井県若狭湾エネルギー研究センター(敦賀市)にご協力いただき、 先進的な設備を使った実験研修を行っています。 理数分野のテーマ実験を6〜7グループ(1グループ4〜7名)に分かれて行います。 テーマごとに、講師より基礎的な知識を学び、実験をして、結果・考察を含んだまとめの資料をパワーポイントで作り、 口頭発表するという一連のプログラムになっています。


【平成29年度】
平成29年12月21日実施

恒例となった若狭湾エネルギー研究センターでの研修が今年も行われました。2年理数探究科の生徒が、グループに分かれた実習を行いました。
実習のテーマは以下の6テーマでした。
・環境水等に含まれる微量金属分析
・プログラミングと近似計算の基礎
・アルデヒド脱水素酵素の遺伝子型判定
・β線とγ線の吸収曲線の測定
・金属の蒸発と薄膜生成実験
・発光ダイオードの特性と光子数の算出
普段の授業の内容よりハイレベルなものでしたが、研究者の方から説明を受けて、実験を行いました。その後、その内容をパワーポイントを使ってまとめ、発表会を行いました。質疑応答も活発な意見交換となり、時間をオーバーするほど積極的に取り組むことができました。センター長の講話にあった科学する心は「なぜ」から始まるということが実感できた1日でした。
   

  
【生徒アンケートより】
・何も知識がない状態から未知のものを見つけていくというとても有意義な体験をすることができた。本当に刺激的でとてもおもしろかった。
・発表するときに、わかりやすく伝えることの難しさを痛感した。短時間でまとめる難しさとそのような力が必要になるということを感じた。
・疑問に思ったり質問をしたりすることが大切で、それが学びにつながっていくのだろうと思った。
     

【平成28年度】

平成28年12月21日実施

今年も2年理数探究科の生徒が、科学研修で若狭湾エネルギー研究センターを訪問しました。
はじめに中嶋所長より材料工学や原子力関連分野の研究についてのお話しを聴きました。科学分野のキャリアについて理解が進むようなお話を聴き、実習だけではなく、キャリア教育につながる内容の研修です。
次に、選択したテーマ別グループに分かれて、各担当の研究者の方々から基礎的な知識を学びました。その後、電子顕微鏡や真空蒸着装置といった高度な実験機器を使いながら実験をして科学的手法を学びました。

最後に、パワーポイントを使い、実験のまとめの発表資料作りをし、ホールで発表しました。
   

【講師講評より】
オリジナリティがあり、良かった。これまでで研修をしたなかでは一番早く、満点に近いくらいによくできていた。
作業がはやくまとめも良く、全体を通して良かった。
発表も質疑応答も活発にできていた。
【生徒アンケートより】
班員と協力して考察することで、より深いまとめになった。
プログラミングの講義はなかなか経験できないので、良い体験になった。
実験の事だけでなく、生命倫理について多くのことを教えてもらい、学べることが多く勉強になった。


【平成27年度】

平成27年12月21日実施

理数探究科では『課題研究』を行っていて、例年2月には校内発表会や福井県合同課題研究発表会で発表する機会が予定されています。 発表に備え、研究のまとめや発表の技術を磨くことが望ましく、この研修はその役目も担っています。 また、研修を通して先端の科学技術に触れ、研究、そして科学技術分野の職業現場を体感することができます。
  

今回のテーマは「環境水等に含まれる微量金属分析」「金属の蒸発と薄膜生成実験」などの6テーマ。 その中からあらかじめ選択したテーマに分かれ実験を行いました。
『課題研究』の研究チーム以外の人たちとのグループであっても、協働する姿が印象的でした。
(テーマ7講師、講評より)
「このテーマでは、全員が細かい作業に携わっていた。協力し合いながら、実験や資料作りをやっていた。それにより作業が速く進み、通常より多くの実験ができた。(このグループは3つ実験を行った)」
(テーマ2講師、講評より)
「参加5名を3つのグループに分けて実験をした。通常はグループによって差が生じる。しかし、3つのグループのバランスが良く、助け合いながら自分たちでプログラムを完成したのはすばらしかった。」