学会発表

平成28年度
【日本水産学会中部支部高校生ポスター発表】
12月7日(水)福井県立大学

最優秀賞「マイクロプラスチックへの挑戦~小浜湾のマイクロプラスチック調査」  
優秀賞「小浜湾の海底湧水と藻場の関係性について」  
優秀賞「規格外の真牡蠣の有効利用」

12月7日に福井県立大学海洋生物資源学部で開催された日本水産学会中部支部会高校生ポスター発表の部で最優秀賞、優秀賞をいただきました。課題の設定がすばらしいと講評をいただきました。小浜湾のマイクロプラスチック調査、海底湧水とアマモの関係、規格外のマガキの利用。どれも地元の資源を活用する研究です。



【日本地球惑星科学連合2016年大会 高校生セッション】
5月22日(日)幕張メッセ 2年国際探究科生徒7名参加

  日本語  ENGLISH
発表テーマ  江戸時代小氷期の若狭地方   
~モダン・アナログ法による気候復元~
Little ice age during the Edo era in the WAKASA area   
~Climate reconstruction using modern analogues technique~
発表概要  堆積物の花粉分析で過去の気候を定量的に復元出来る事が知られている。福井県の若狭地域では、江戸の三大飢饉の時代が寒冷であったと記録に残っているが、当時の気温については知られていない。過去の気候について定量的に検証するため、花粉分析を行った。炭素14年代測定の結果に基づき、江戸時代の三大飢饉の層とその前後の16サンプルを採取し、花粉抽出の後、1サンプルにつき、樹木の花粉を計200個計測し、含まれる花粉の種や属の割合を求めた。その花粉データをもとに、気候復元ソフトpolygonを使用して、300年前の気候を復元した。その結果私たちは二つの低温期を発見することができた。 It is known that past climates can be reconstructed quantitatively through pollen analysis of sediments. In Wakasa, Fukui, it is recorded that there were three major cold famine periods during the Edo era, but it's not known what the temperatures were like at that time. We tried pollen analysis in order to verify the past climates quantitatively. Based on the results of Carbon-14 dating, we collected 16 sample sediment layers from the first years of the major famines during the Edo era. After pollen extraction, we counted the pollen of the trees, 200 in total per 1 sample and calculated the rate of genus and species included in each sample. Based on the pollen data, we reconstructed the climate of 300 years ago by using the reconstruction software, Polygon. As a result, we could find two low temperature periods.
 この研究は・・・課題研究の指導において地域資源を有効活用し効果をあげた典型的な例であり,以下にそのポイントをあげる。  
a.世界的に注目される水月湖の堆積物「年縞」の研究に関する講演会を実施し,本校生徒の研究に対する興味関心を喚起したことが出発点となっていること。   
b.地域資源である三方湖の湖底堆積物を国内外の研究者とともに自ら採取したこと。  
c.地学,生物,化学などの理科の分野と歴史の分野が融合された領域であり,実験結果の考察に当たっては,より総合的な思考を伴う,優れた教材となり得たこと。  
d.福井県により本地域に設置された「福井県里山里海湖研究所」が研究成果を教育に活用するといった方針が掲げられており,本校SSHと密な連携が可能であったこと。   
e.花粉分析・モダンアナログ法といった科学的な手法を研究者から学び,上記施設を利用した実験が実施できたこと。  
f.取り組んだ生徒7名は,全員国際探究科(文系)で,文系生徒でも科学分野の課題研究に取り組むことが十分可能であり,その意義や効果の大きさが認められたこと。  
g.地域に関わる課題であり,成果発信の際,一般の人にも興味をもってもらえたこと。  
h. 地球惑星科学連合2016大会に参加しポスター発表を行うなど成果の発信に対する意欲の高まりを見せ,主体的に楽しんで研究に取り組んでいる姿を評価されたこと。

これらのポイントにあげた課題研究の指導に関わる「強み」は,若狭高校の生徒達が取り組んでいる多くの課題研究についても共通して見られることである。
生徒が頻繁に大学に出向いて研究者と連携することが地理的に難しい地方の公立高校にとって,充実した課題研究を実施するための方策は,恵まれた地域資源を有効に活用する手法を確立することである。このことに確信をもち研究開発を進められたことが第1期の取組の大きな成果である。 
 

        
全体会場で発表概要をアナウンス 全国から80校が参加 全国規模の発表会に興奮気味
   
7名の生徒が手分けをしてポスター発表 研究者の方々と熱い議論を交わしました。 ポスターだけでは見にくいのではと考え、7名がそれぞれ手持ち資料をもち発表を行いました。


平成27年度 
【日本水産学会春季大会 高校生によるポスター発表】
3月28日(月)

人口漁礁による環境改善と資源の再生
 
小浜湾では、近年、カキ垂下式養殖や釣りの餌等の蓄積、大雨による川からの大量の土砂の流出があり低質がヘドロ化しているため、環境保全と漁獲量再生のために地元グループが取り組んでいる人工漁礁に着目し、水質と環境改善にどのような効果があるかについて発表する。また、方法や結果についても行う。

発芽率と海底湧水の関係
 
昨年度までの研究で、海底湧水の有無がアマモ場の分布と関連があることを明らかにした。さらにアマモ場と湧水の詳細な関係を明らかにするためアマモの発芽率と湧水の関係を明らかにした。また、方法や結果についての発表も行う。

福井県産地域特産種アラレガコ~市場性の高い加工方法の検討~ 銅賞受賞  

福井県のアラレガコは、昭和10年~30年にかけて、ピーク時には7,000~9,500尾も漁獲されており、伝統的漁法であるエバ漁、網戸漁が盛んに行われていた。漁獲されたアラレガコは伝統料理である甘露煮やかば焼き等の調理方法で食べられ県民になじみの深い魚であったが、昭和30年以降河川の環境悪化により数が激減し、圏域絶滅危惧種Ⅱ類に認定され、そこで、福井県立大学と共同研究し養殖技術の未完成部分の技術開発にも取り組んだ。また、方法や結果についての発表も行う。  
  


【日本物理学会第12回ジュニアセッション】
3月21日(月・祝) 
東北学院大学で行われた日本物理学会第12回ジュニアセッションに本校から2つの研究グループが参加し、課題研究で取り組んだ研究の成果を発表しました。 ポスターセッションの発表時間の2時間、たくさんの物理学者や高校生が聴きに来てくださり、質問や助言、励ましの言葉を下さいました。
  


【日本動物学会中部支部大会高校生発表会】
11月22日 石川県のと海洋ふれあいセンター
2年理数探究科の4名が「若狭湾海底湧水」の発表を行い、優秀賞を頂きました!



【日本水産学会春季大会高校生ポスター発表】
3月31日
金賞 銀賞 銅賞 強豪SSH校を押さえ受賞しました。

金賞 「Wakasa Satoumi project」(英語での口頭発表)
銀賞 「LED漁灯搭載漁船の燃油消費量」
銅賞 「アラレガコの出汁は逸品」