基礎実験

【1年生 普通科基礎科学B 基礎実験】

1年生 普通科対象科目 基礎科学Bの「基礎実験」では、単に実験技法を身につけるだけではなく,ある課題に対して、 解決するための手立てを考え、 実験結果を予想し、実際に実験・考察を行い、 情報機器を用いて実験結果をまとめて発表するなど、探究学習の手法を習得することを目指しています。


【平成27年度の取り組み】
今年度の基礎実験では、 1学期には「物理」、 2学期には「生物」の分野で テーマを設定し、そのテーマにそってそれぞれの生徒が班に分かれて課題を設定し、解決に向けて実験を行い、 その成果を発表しました。

【1学期取り組みの一例】
1学期の「物理」分野では「歩行中の人体の運動解析」という大きなテーマを設定し、 ある運動について“記録タイマー”と“記録テープ”を用いて運動の変化を調べました。 実際の班での探究学習では、 歩行中の人に限らず、 運動している物体における運動状態の変化を調べている班もありました。
「人間がジャンプしてから着地するまでの速度の変化」や「風船が上昇するときの速度の変化」など、 課題設定が様々で解決に向けてどのような実験を行えばいいか、 班員全員が協力して取り組んでいました。
◀落下運動計測中

【2学期取り組みの一例】
2学期の「生物」分野では「気孔の科学」という大きなテーマを設定し、 植物の葉にある気孔の密度を測定する際に、 レプリカ法という実験手法を学びました。
この後, 班ごとに「どのような条件気孔の密度が濃いか薄いか」について、 葉の種類を変えたり、 葉の位置、 葉の色など班ごとに様々な課題を設定し、 解決に向けて取り組んでいました。 中でも、 “水中の植物における気孔密度”では水中の植物に気孔が見当たらないという事態が発生し、 新たな発見に喜んでいる姿も見えました。

実験成果の発表においては、 どの班もコンピュータや手作業で解析したデータはもちろん、 スライドに実験時の図や、 写真を貼り付け、 聞き手にわかりやすい発表にまとめていました。
◀気孔密度測定中
◀レプリカ法

【生徒のコメント】
自分たちだけで、実験の計画を立て、 実行をし、 まとめて発表するなどの作業は初めてしました。わからないところがあって迷っときもあったけど、 班員のみんなと協力して、 成功を収めることができました。「自分たち」だけでするという責任感があることだったけど、 とてもやりがいを感じ楽しかったです。そしてやってよかったなと思いました。また機会があったら次はもっとレベルの高い実験をしてみたいと思いました。

自分たちで実験内容を決めて実験をし、 発表するのは初めてだったのでスライドにまとめるのが大変でした。実験結果が成功したとは言い難いけれど自分たちの力で発表まで終わらせることができてよかったです。発表が終わったからこれで終わりではなく、 今回うまくいかなかったことや理由をもっと知りたいと思ったことなど次回につなげていけるようにしたいです。次にこのような機会があったらもっとすごい実験をしたいです。いい経験ができました。

実験はなかなか実験が成功せず、 めっちゃ悩んだけれど、 みんなで試行錯誤を繰り返して、 どうやったら実験が成功をするのかを考えることができて良かったです。 探究した後に 個人で論文にまとめました。