OECD日本イノベーション教育ネットワーク(INS)

OECD日本イノベーション教育ネットワーク(ISN) (Japan Innovative Schools Network supported by OECD) は、PISA (学習到達度調査)やTALl S (国際教員指導環境調査)で知られるOECD の協力のもとに生まれた産学コンソーシアムです。
東北・広島・和歌山・高専がクラスターとして活動してきましたが、いよいよ1月より「福井クラスター」が始動!!

若狭高校も福井クラスターの一員となり、「OECD地方創生イノベーションスクール2030」と位置づけられました。


【福井クラスターは…】
“Think Green” and “Skills Demand and Supply”のダブル・テーマですが、若狭高校とシンガポールのTEMASEK JCとでは “Think Green” をテーマとしたPBL(課題解決型学習)を共同で実施します。
★若狭高校とTemasek JC の生徒たちは、スカイプや直接交流を通じて互いの学習成果を共有したり、共同研究したりすることを通して、2030年の社会において必要となる資質・能力等を培っていきます。
★各学校の教職員も、生徒たちの挑戦と成長を支えるために、授業研究等の専門性開発の取組を交流し、教員研修の高度化や学校の組織改革の実践を積み重ねていきます。

【OECDイノベーションネットワークにおける大きな問いは…】
・21世紀の世界で必要なコンピテンシー(資質・能力)とは何か?  
・必要な資質能力を育むためには、どのような学習モデルが効果的か?  
・その中で育成された能力はどのように評価できるのか?

  です。(詳しくはhttps://innovativeschools.jp/をどうぞ)

本校は、SSH校として学校設定教科「探究科学」の取組を国内外に発信していきます。
OECD内に設立されているワーキンググループ”Education2030”との連携を通して,グローバルな視点も活かしたたSSH校としてのカリキュラムを開発します。

Temasek JC の生徒さんとの共同研究等の成果は、国際的な学会誌に投稿したり,国際学会にて発表したりします。
「環境・エネルギー学会」の企画や運営を,メールやビデオチャット,Skype会議などを用いて協働的に行いたいとも考えています。
本校がこれまで行ってきた地域素材に基づく課題研究を、世界につないでいくことを通して、地域と世界を結ぶ人材に本校生徒が育っていくことを強く願っています。


OECD ISIF(生徒国際イノベーションフォーラム)
この会議は、OECD ISN(日本イノベーション教育ネットワーク)の2年間にわたる取組みで、2020年に順次施行される次期学習指導要領をみすえて推進してきた国際協働による探究的な学びの集大成となるものとして企画されました。
フォーラムの中では、9カ国から200名以上の中高生が集まり、これから深刻化していく国際的な課題(少子高齢化、過疎化、環境問題など)について、議論しました。  

開催日:2017年8月2日〜4日

1日目
★開会式
ずらりと並ぶ国旗と英語中心の進行、約半数におよぶ海外の生徒の多さに国際会議であることを実感しました。シンガポールのテマセックジュニアハイスクールの生徒とは3月以来の再会でした。
★異文化交流会
200名の生徒が小グループに分かれてアイスブレイク。おそろいのTシャツで一体感もでました。


2日目  
午前中は各グループでの取組みをポスターで発表しました。マイクロプラスチックの研究は会場内でも注目を浴び、たくさんの方から質問をいただき、深い議論をすることができました。世界各国から様々な価値観をもった生徒や専門家の皆様からいただいた助言により、新たな視点で自分たちの研究を見つめ直すことができ、さらに内容を深化させることができました。

午後のグループワークでは、各グループに世界で取り組むべき課題が与えられ、「問題/解決策の木」を創る作業を通して、その原因や背景について議論を深めました。 中高生の立場で何ができるのかを世界的な視点で考えました。各グループに1人ずつに分かれての活動でした。付箋を貼って意見を出し合い、議論を深めるスタイルは、本校生徒にとって慣れ親しんだもので、本校生徒が中心となって議論を進めるグループもあり、頼もしい姿が見られました。
ラウンドテーブルでは地方創生イノベーションスクールの取組みを通してこれまでの学びの過程とその成果を語り合い、聴き合いました。

3日目  午前中は前日に課題として読んだ、2020年までに解決したい問題についての文章より、各クラスターに分かれてどんなことを課題として考えるかを話し合いました。その後、それぞれのクラスターより代表者が壇上にあがり、クラスターごとの意見を発表しました。  午後の閉会式では、和歌山クラスターの生徒が代表として、このフォーラムでの経験をもとに、今後私たちが取り組んで行くことについて「2030年の社会に向けた共同宣言」として発信しました。
2018/04/03更新