スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会


【平成29年度】

 日 時 : 平成29年8月9日、10日
 会 場 : 神戸国際展示場
今年度のスーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会には、3年理数探究科「小浜市におけるシカの食害の数値化とシカの急増の原因の考察」の研究チーム4名が本校代表として出場しました。

シカの食害という害獣被害に着目し、地域の現状について研究した成果を発表しました。この研究では、小浜市内各地に20メートル四方の土地を計測ポイントとして選び、そこでの食害度を数値化することでデータを集め分析しました。結果は、標高、市街地からの距離、林の種類の間に相関は見られず、小浜市内全体で高い数値が見られ、食害は市内全域に広がっていることが確認されました。シカに樹皮を食べられた木々は枯れてしまい、森林が荒れ、そこを住み処とする多くの動物や植物の生態系に影響を与えます。今後は森林が本来の姿に回復できのかが課題で継続的な研究が望まれます。

ポスター発表は1日目、2日目の2日間でした。専門家の方々、審査員の方々、参加校の高校生の皆さんや先生方に研究内容を発表しました。
また、アピールタイムでは、研究内容をクイズ形式で紹介しました。

2日目の午前は代表校によるステージ発表でした。代表校の発表の質疑応答の際には、質問をすることで参加することができました。

発表を終えた本校代表生徒は、自分たちが一生懸命研究してきたことを他の高校生や審査員の方々に発表しましたが、「聴き手の皆さんが熱心に耳を傾けて聴いてくださったお蔭で有意義な時間を過ごすことができました」と生徒研究発表会での感想を述べていました。

  
2017/10/12更新

【平成28年度】

神戸国際展示場 (平成28年8月10日・11日)
「この夏、科学で熱くなる」
3年理数探究科「ガウス加速器研究チーム」が出場
【日程】  
8月10日(木)  
 ・日本学士院会員、名城大学大学院理工学研究科終身教授飯島澄男氏の講演  
 ・ポスター発表(一般公開)  
 ・アピールタイム  
 ・全体発表校選出  
 ・講評  
8月11日(金)  
 ・口頭発表(全体発表校)  
 ・ポスター発表  
 ・表彰 全体講評

   
 


【平成27年度】
インテックス大阪 (平成27年8月5日・6日)
 インテックス大阪で行われたスーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に本校から2名が参加しました。
全国SSH校と海外の高校・一般の研究者が研究の成果を発表し合う、SSH校にとっては最大規模の成果発表会です。
本校からは「マヤ数と現代数学」というテーマで数学の研究を1人で行った3年理数探究科の女子生徒と、サポーターとして2年理数探究科の生徒2名が参加しました。
 
この生徒は、古代マヤ文明で使われていた20進法と5進法を組み合わせたマヤ数を用いて四則計算を行い、現代の算用数字での四則計算と比較してどのような利点があるかを実験検証しました。数学好きなら誰でも一度は考えたことがある「10進法以外で計算するとどうなるか」を出発点にしており、桁数が大きい数字の計算ではマヤ数でのほうが有利で、莫大な桁の計算が必要なマヤ暦の発展に繋がったのでは?と締めくくる、面白く、ロマンある研究です。
 
発表ではただ話すだけでなく、お客さんが行うマヤ数での計算体験も組み込み、前のめりで聞いてくれているお客さんの姿が印象的でした。また、この生徒の試行錯誤と、行った実験と考察の数々、そして問の成長の過程が分かる研究ノートを公開すると、他校の生徒さんだけでなく先生方にも非常に評判でした。一年以上1人で育て上げ、何度も発表している研究なので、相手に合わせて分かりやすく噛み砕き、どんな質問に対しても的確に返答している姿を見て、生徒の成長を実感できました。
 
   
 また、評価者の方々からは、マヤ数と算用数字の比較評価する際の妥当性についてや、研究の成果を社会貢献などに活かせないかなど、厳しくも大変ありがたいアドバイスを頂き、来年度に活かしていきたいと思います。
 
発表者は1人だけですが、若狭高校のブースを留守にして、発表リストから目星を付けておいた興味のある他校の研究を見学です。3年生は全国のレベルの高い研究に心躍らせ、2年生は来年ここで発表することを目標に、自分の研究へのやる気をたぎらせ、研究の手法で参考になりそうなものをメモしていました。