PTA副会長 松葉洋記

2019.11.7

 令和元年度若狭高校PTA副会長を拝命しています松葉洋記です。
 会長ブログの続きということで、私も日頃のPTA活動の中で学んだこと 考えたことなど書き連ねてまいります。

 少し前になりますが、8/22〜23と全国高等学校PTA研究会議に参加させて頂きました。 今年度会場は京都市となっており、会場周辺には研究会議の参加者はもちろん、多くの観光客、特に外国人観光客の数に驚き、インバウンドの伸びを肌で感じる2日間でもありました。  

 印象に残ったのは分科会で、私は第6分科会「わが子の進路選択にどう向き合う?」に参加させて頂き、これからの混沌とした時代に親として、このような大きな命題にどのような向き合い方をしていくのかを学びました。  
 時代の変化と共に新しい概念や言葉もまた目にする機会が増えてきます。VUCAの時代などと言われ…??となり、スマホを開くとV…Volality(変動性・不安定さ) U…Uncertainty(不確実性・不確実さ)、C…Complexity(複雑性)、A…Anbigity(曖昧性、不明確さ)とありました。まさに現代の社会環境や、これからのキャリア開発において代表されるワードであると感じた次第です。    
 
 平成最後の東京大学入学式で上野千鶴子先生が新入生に向けた祝辞は強烈なものでした。『あなた方を待ち受けているのは、これまでのセオリーが当てはまらない、予測不可能な未知の世界です。これまであなた方は正解のある知を求めてきました。これからあなた方を待っているのは、正解のない問いに満ちた世界です』

 正しい解という決められたゴールに早く正確に飛び込むことが求められるだけではなく、何が正解か、さらには何が問題かわからない世界に飛び込まざるを得ないのが今の子どもたちです。曖昧で不確実で先の見えない混迷した社会…ため息が出そうな、どんよりした苦しさを帯びた表現ですが、探究の授業など地域や異分野で活躍する大人たちと協働できる若狭高校の生徒たちには不安はありません。彼らの見出した問題への探究は決して一人ではできません。多くの地域住民やその分野の専門家にアクセスし、今を知り、彼ら自身が見つけ出した問題をどう解決し、それがどのように世の中に役立つのか…  

 かかわる多くの人々の納得や共感を得ないとその問題の「解」は導けません。「正解」ではなく「納得解」や「共感解」をいかに醸成するか、本気で取り組む熱量は周囲の人々を巻き込むことも。学校の授業を通じて多くを学び、社会から求められる存在になって主体的にその力を発揮されることを願ってやみません。  

 これからの社会が混迷するほど、若高生の力が求められるのです。先ゆく時代から求められる人材を輩出すべく様々な取り組みを、これからも学校、生徒はもちろん家族や地域も支えていかねばならないと、強く感じました。それぞれが子どもたちの熱量を真剣に受け止め、共に歩んでいける関係性を率先して構築して、共感解を見出していきたいと感じています。