読書の秋・芸術の秋 若狭高校生の活躍(前編)


皆さんこんにちは。読書の秋、芸術の秋ですね。今回はこの秋に行われた各種大会やコンクールで入賞した若狭高校生を紹介します。 
○第67回青少年読書感想文全国コンクール福井県審査
【最優秀賞】
   
題名「言葉の海を渡る」 2年8組 森口夏光さん  

森口さんは辞書の編集者を主人公とする「舟を編む」(三浦しをん)を読み、「言葉が持つ力を再認識」しました。そして最も印象に残っている文章として「たくさんの言葉を、可能な限り集めることは歪みの少ない鏡を手に入れることだ。歪みが少なければ少ないほど、そこに心を写して相手に差し出したとき、気持ちや考えが深くはっきりと伝わる。」という箇所を挙げ、今私たちが使っている言葉は本当に正しい言葉だろうかと自らに問いかけるとともに、人に伝えるためには、知識が必要であること、自らも言葉の舟を編み、舟に載せる荷物を丁寧に、慎重に選んで、言葉という海を渡っていかなければならないと述べています。

若狭高校生の最優秀賞受賞はこれで5年連続です。森口さんの感想文は福井県代表として全国コンクールに出品されます。

【優良賞】
題名「自分らしく自信を持って生きる」  2年8組 田原大聖さん
題名「生きる」 2年1組 岩山愛生さん
題名「嫌われる勇気を読んで」  3年1組 小林未来さん

○第41回全国高校生読書体験記コンクール福井県選考会
【最優秀賞】

題名「自分らしさが世界を創る」 1年5組 田中桜千穂さん

田中さんは、「水を縫う」(寺地はるな)を読み、自分自身の体験をもとに「普通でない」ことの大切さについて次のように述べています。
「普通なんてこの世界には存在しない。そう思った。今の社会は普通に囚われすぎている。いかにも普通が正解のようだ。普通がないこの世の中で、普通に生きることがどれほど難しいのか私は考えさせられた。(中略)だから私は今の社会や世の中の思い込みにこう言いたい。みんながみんな普通の型にはまっていてはなにも面白くない。自分という存在をもっと社会にアピールしていくべきだと。(中略)普通でない人たちが今後の未来を変えると思う。普通でいない方が可能性が広がる。たくさんの人が自分らしさを出して、この世の中が発展する、そんな未来を望んでいる。そして、私たちで創っていきたい。」  

田中さんの感想文は福井県代表として中央選考会に出品されます。


○第8回県高校生ビブリオバトル
【決勝進出 ベスト4】

「どちらかが彼女を殺した 東野圭吾」  2年3組 杉本晃都さん
杉本さんは「妹を殺害した犯人を捜し出し復讐しようとする警察官の兄とそれを思いとどまらせようとする刑事との交流がこの小説のポイントである」とし、小説の流れを紹介しつつ、登場人物の交錯する思いに焦点を当てて本を紹介しました。審査員でもある多くの聴衆が杉本さんを支持し見事決勝進出を果たしました。  


○小浜市総合文化祭短歌大会
【小浜市長賞】 
憂鬱なその時間さえ吹きとばす笑いの女神は私の親友 
2年3組 森本光咲さん
【小浜市議会議長賞】 
目的地決まらず悩む我が進路焦る気持ちが強くなりゆく
2年4組 中山大翔さん
【小浜市文化協会長賞】
この星が「きれいだね」という君が星より光る君の横顔
2年4組 西墻明希さん
【小浜市歌人協会長賞】 
毎日の寮生活で思い出す胸温まる親の温もり
2年3組 関谷大翔さん