小松崎 善成 : 3年3組担任・水産科

 この度の人事異動で、福井県立嶺南東特別支援学校へ転任することになりました。先生は水産・海洋が専門ですので、特別支援学校は私にとって新たな挑戦となります。
 若狭高校は自分次第で様々なことに挑戦ができる、すばらしい学校だと思います。学校の中にいるとあまり感じないかもしれませんが、この先の時代の教育を先取りするかのような授業や取り組みが多い学校です。先生たちも常に「学び」について挑戦しています。是非生徒の皆さんも、もっと多くのことに興味関心を持ち、新しいことにも挑戦してみて下さい。

 私がクラス担任として1つのテーマとしてきたことが、「自分で壁をつくらない」ということです。「できる、できない」で物事を考えるより、「まず一歩を踏み出す」ことが重要です。昨年には海洋科学科の生徒が作ったサバ缶が宇宙へ上がったことは皆さんも知っていると思います。小浜水産高校時代に、鯖缶を作る際の衛生的な管理方法にHACCP(安全な宇宙食を作るためにNASA航空宇宙局と食品メーカーで開発した食品の衛生的な管理方法)を導入するときに、どうせやるなら宇宙も目指そうということで始まったプロジェクトです。この時には、本当に宇宙にいくとどれだけの人が信じていたでしょうか。長い時間が掛かりましたが、生徒と先生が宇宙にいくという夢を信じ、あきらめず努力と工夫を続けることで、この夢に共感した多くの人と人が繋がり、夢が現実のものとなりました。
 皆さんも決しての自分の力を過小評価しないで下さい。皆さんの力は決して小さなものではありません。小さな一歩でも構いません。自分の力を信じ、努力を続け、多くの人と繋がって下さい。先生も新たな学校で、新しい一歩を踏み出したいと思います。皆さんが青春を謳歌するとともに夢を実現されることを陰ながら応援させていただきます。