曽村 定俊 : 定時制・理科

 中学校・小学校を経て高校に移り、計38年間教員として勤務してきましたが、この度いったん退職をして、また別の学校で再任用として勤めさせていただくこととなりました。

 人間が生きていくということは、いろいろな困難と闘って生き抜いて、自分自身の夢を実現するため、力・強さを養い、一定の収入を得ながらしっかり生活していかなければならない、という側面と、自分は、この社会の中で周りとの縁によって生かされており、お金や物を墓まで持っていくことはできないのだから、最終的に、自分が亡くなるまでの間には、自身のみの利益を考えるのでなく、周囲との共存・共栄を考え、後々まで社会全体の利益になるようなよい影響を残していくべきだ、という二つの側面があると思います。
 学校でもこのような、いろいろな側面を考えて教育が行われており、若狭高校でいうと、前者がSSH事業や探究活動であるわけですし、また、後者の例としては「異質のものに対する理解と寛容の精神」などがあると思います。人それぞれ、いろいろな考え方があると思いますが、生徒諸君には、このような側面の両立というものを考えながら、これからの人生を歩んでいってほしいと思います。
 
いろいろとお世話になり、ありがとうございました。