化学基礎・化学

理科における探究的授業の試み 化学基礎・化学

「化学基礎」「化学」では、次の2点を意識して授業改善に取り組んでいます。

Ⅰ 粒子概念の形成に向けて

①ICTを用いた粒子の可視化

②モデルや具体的操作を取り入れて話し合う主体的な取り組み

化学を学習する上で、ベースとなる粒子概念であるが、実際に目に見えないことからイメージすることが難しいです。化学式がアルファベット羅列となり、反応式がどのような変化を表しているか掴めていないため、あり得ない解答を導くことがありませんか。
上記①②を意識した取り組みを継続的に組み込み、物質や変化を微視的にとらえる見方や考え方を養っています。

※取り組み例

パワーポイントでは粒子などの動きもつけることができ、理解が深まります。
格子の隙間の違いも実感できます。

 

Ⅱ 科学的に探究する力の育成に向けて

①興味関心を高めたり、理解を深めたりするための課題・問いの設定 

②グループワークの設定 

「燃焼は酸素との結合。なぜ身の回りのものは燃焼しない?」「なぜストローで水が吸えるの?」など身の回りの事象や現象、実験が学習内容の理解に繋がる事例は多いでしょう。既習事項や経験を元に思考し、科学的な見方、考え方を持って表現する、意見交換を行う機会を継続的に設定しています。ときには発展的な内容にも踏み込みます。

※取り組み例

難しい「問い」ですがよく考えてくれています。
見通しをもって取り組んでいます

 

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