令和8年度 前期終業式

令和8年 若狭高校前期終業式 式辞
先ほど、伝達表彰を行いました。
表彰された皆さん、本当におめでとうございます。
それぞれが積み重ねてきた努力が、
こうして形になったことを、心からうれしく思います。
でも今日、私が皆さんに伝えたいのは、
表彰された人たちだけのことではありません。
この期間、授業に、探究に、部活動に、学校行事に、
そしてそれぞれの自分の目標に向かって、
皆さん一人一人が取り組んできました。
もちろん、うまくいったことばかりではなかったと思います。
悩んだり、失敗したり、立ち止まったりしたこともあったでしょう。
それも含めて、皆さん一人一人が学び、
少しずつ成長してくれたことを、私は本当にうれしく思っています。
みんな、よく頑張ってくれました。
ありがとう。
今日は、もう一つ、
「プライド」という言葉について話したいと思います。
「スクールプライド」という言葉があります。
自分の学校に誇りを持つこと。
そして、自分もその学校をつくっている一人なのだという
責任を持つことです。
今、若狭高校は、地域の皆さんから、
多くの期待を寄せていただいています。
そして、その注目は地域だけにとどまりません。
全国のさまざまな方々が、
この学校で皆さんがどんな学びをしているのか、
どんな挑戦をしているのかに関心を持ってくださっています。
海外の学校やさまざまな機関とのつながりも、どんどん広がっています。
私は、それをとてもうれしく思っています。
けれども、「若狭高校とはどんな学校か」を本当に表しているのは、
学校案内でも、ホームページでも、SNSでもありません。
皆さん一人一人です。
学校の中で、外で、地域の中で、世界で、
皆さんがどんな行動をするのか。
学校の外で、どんな人と出会い、どんな言葉を交わすのか。
新しいことに出会ったとき、どんな姿勢で向き合うのか。
その一つ一つが、
「若狭高校生とは、こういう人たちなんだ」
という印象につながっていきます。
これから秋休みに入ります。
いろいろなことに挑戦する人がいるでしょう。
部活動に打ち込む人もいる。
勉強を頑張る人もいる。
探究を進める人もいる。
地域の活動やボランティアに参加する人もいるでしょう。
友人や家族との時間を大切にする人もいると思います。
私は、皆さんに、
まず自分自身を成長させることに
全力を注いでほしいと思っています。
自分の得意なことをさらに伸ばす。
苦手なことに少し挑戦してみる。
今まで知らなかった世界に触れてみる。
誰かと話して、自分とは違う考え方に出会ってみる。
若狭高校が目指しているのは、
そうやって、自分を広げながら、
さまざまな形で挑戦していく人たちです。
そして、少し余裕があれば、
自分の力を地域や社会のために使ってみてください。
誰かの役に立つ。
地域の活動に参加する。
困っている人に声をかける。
ほんの小さなことでも構いません。
そうした一人一人の行動が、若狭高校への信頼につながります。
そして、若狭高校のプライドを、さらに大きなものにしていきます。
同時に、皆さんは、
周囲から「あの若狭高校の生徒だ」と見られることもあります。
それは、温かい期待であると同時に、時には厳しいまなざしでもあります。
だからこそ、自分は若狭高校生なのだという誇りを、
ぜひ行動で表してほしいと思います。
学校のプライドは、誰か一人がつくるものではありません。
皆さん一人一人が、若狭高校のプライドです。
この秋休み、それぞれの場所で、自分を成長させてください。
そして、できれば少しだけ、
自分の力を誰かのため、地域や社会のためにも使ってみてください。
休み明けに、一回り成長した皆さんに会えることを楽しみにしています。
皆さん一人一人に、心から期待しています。
令和8年9月18日(木)
福井県立若狭高等学校 校長 渡邉久暢
生徒支援部長 訓話
おはようございます。生徒支援部長の新谷です。
みなさんにとって、この前期はどのような期間だったでしょうか。
私は生徒支援部長として、多くの場面でみなさんの様子を見てきました。
今日はこのような機会をいただいたので、前期を少し振り返りたいと思います。
私が特に印象に残っているのは、体育祭、合唱コンクール、そして学校祭です。
生徒会執行部のみなさんは、自分の役割に責任を持って取り組むだけでなく、周囲にも気を配りながら、学校行事を成功させるために本当に精力的に活動していました。
その姿がとても印象的でした。
また、各色や各クラスでも、それぞれの学年が自分たちの役割をしっかり果たしていました。
3年生は、1・2年生も活躍できるよう工夫しながら、リーダーとして色を力強く引っ張っていました。
2年生は、昨年度の経験を生かし、来年を見据えながら3年生を支えていました。
1年生は初めての経験ばかりだったと思いますが、一生懸命に取り組んでいました。
みなさんがそれぞれの立場で活躍し、若狭高校生全員で学校行事を作り上げ、思い切り楽しむ姿はとても素晴らしかったです。
学校行事で得た経験を、ぜひ今後の学校生活や進路実現につなげていってほしいと思います。
また、学校祭前日のカーニバル後のパレードでは、雨の中にもかかわらず、多くの地域の方々が沿道に駆けつけてくださいました。
さらに学校祭当日は、雨による延期の影響で一日が平日開催となったにもかかわらず、1,918人もの方々が来場してくださいました。
その様子を見て、若狭高校は本当に地域の方々に愛され、期待されている学校なのだと改めて感じました。
一方で、前期を振り返る中で、残念に感じたこともあります。
それは、例年に比べて地域の方からの苦情が多く寄せられたことです。
登下校時のJRの利用方法やマナー、公共施設の利用の仕方などについて、多くのご意見をいただきました。
先ほども話したように、若狭高校は多くの地域の方々から注目され、応援されています。
しかし、その信頼は、たった一人の行動によって失われてしまうこともあります。
みなさんには、自分自身の行動をもう一度振り返ってほしいと思います。
自分のことだけを考えた行動になっていないか。
自分の行動で誰かに迷惑をかけていないか。
誰かを不快な気持ちにさせていないか。
一人ひとりが今一度考え、地域の方々から信頼される若狭高校生であってほしいと思います。
後期も、みなさん一人ひとりがさまざまな場面で活躍してくれることを期待しています。
以上で、私からの話を終わります。




この記事へのコメントはありません。