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本校卒業生による授業体験「仮説実験授業を楽しもう」

本校卒業生による授業体験「仮説実験授業を楽しもう」

9月22日(木)、この3月に本校を卒業し福井大学教育学部に進学した大同絵美理さん、西川真央さんの2人が文理探究科1年生を対象に物理実験の授業を行いました。

この企画は福井大学と若狭高校が連携して実施している事業の一環で、将来教員を目指す学生に教師の仕事の楽しさを知ってもらい、生徒が楽しめる教材開発について学ぶことを目的としています。

福井大学嶺南地域教育プログラム https://www.f-edu.u-fukui.ac.jp/reinan

板の上を缶ジュース、ツナ缶を同時に転がしてどちらが早いか比較。
重さ、缶の直径、中身の種類を変えながら、仮説→議論→実験→考察を繰り返し、自然科学の考え方を学びました。

ガリレオ・ガリレイの行った自由落下の実験についての「科学紙芝居」

大学生のコメント

大同絵美理さん

授業体験させていただいてありがとうございます。
大勢の生徒の前に立って喋るのは高校の探究の発表以来で久しぶりの緊張感でした。今回は元から準備されていたフリップブックを使っての授業なので、失敗する心配はあまりなかったけど、高校生がちゃんと理解してくれるか、楽しんでくれるかがとても気がかりでした。しかし、実際やってみると良いリアクションが返ってきたり、自分達では出なかった意見が生徒から出たりして、自分でも成功と言える結果になったと感じています。
アンケートの回答で「理科に対する興味関心が高まりましたか?」に最大評価をつけてくれた生徒がほとんどだったのが一番うれしかったです。

西川真央さん

貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
私が今回一番に感じたことは、授業準備の大変さ、奥深さです。今回はフリップや参考書の解説どうりに進めれば、授業が成り立ち、これらにすごく助けられました。逆を考えてみると、授業を今後なにもない状態から作っていく際、フリップや参考書程度の細かさで授業構成をしたり、今回先生が揃えてくださった実験道具の準備などもしていかないと考えると、1コマの授業に対する準備の深さ、大変さを感じました。
毎回の授業で、これほどの授業準備をこなされている先生方は本当にすごいなと、とても感じます。
現役の学生さんの前で授業をさせていただき、この気づきがはやい段階からできたことは、本当に自分の中でプラスになったと思います。
また、今回行ったころりんの授業の考え方を知り習得できたことは、一から授業を自分で作るようになった際、とても参考になるなと感じています。

生徒のコメント

  • 授業が進むについてだんだんと理解していく感覚があり面白かったです。物理で教わった内容と被るところもあって復習になりました。
  • 中身に着目した実験は新たな気づきを得られよかったです。転がるという単純な動作に、様々な要素が絡んでいるんだなと思いました。
  • 今までは物理に対して苦手意識がありましたが、今回の講座を受けて面白いなと思いました。日常の中にある疑問を解決することは物理の一番楽しいところだと思います。

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