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令和8年度入学式

令和8年度入学式

日 時

令和8年4月7日(火)14:00~

場所

若狭高校大体育館

生徒玄関

生徒代表宣誓

 

 

式辞 

順造門のまわりに咲き誇る桜が、
みなさんの入学を祝うかのように、
満開の花を揺らしています。 

このよき春の日に、
入学式を挙行できますことを、
心より御礼申し上げます。 

新入生の皆さん。ご入学おめでとうございます。
ようこそ、若狭高校へ。
希望に満ちた皆さんをお迎えできることを、
私たち教職員一同、心から嬉しく思っています。
あわせて、保護者の皆様にも、
心よりお祝いと感謝を申し上げます。

お子様が今日この日を迎えられるまでには、
ご家庭でのあたたかな支えと、
惜しみない愛情があったことでしょう。
そのこれまでの歩みに、心から敬意を表します。 

私たち教職員は、
一人ひとりの成長に丁寧に寄り添い、
誠心誠意、教育にあたってまいります。
どうか今後とも、本校の教育活動に
ご理解とご協力を賜りますよう、 お願い申し上げます。 

新入生の皆さん。
今日、まず伝えたいことがあります。
それは、
どうか自分を小さく決めつけないでほしい、
ということです。

今はまだ、自信がなくてもいい。
将来の目標が、はっきり見えていなくてもいい。
高校生活とは、
完成された人が過ごす時間ではありません。
自分の中にある、
まだ名前のついていない可能性に
出会うための時間です。

来週から、本校の挑戦をモチーフにしたドラマ
『サバ缶、宇宙へ行く』が始まります。
 その主題歌を歌うのは、Vaundy
タイトルは、『イデアが溢れて眠れない』です。 

Vaundyさんは、
アイデアの種は、いつも自分の人生の中にある、
と語っています。
 皆さんの中にも、
まだ自分でも気づいていない種があります。
その種は、ことばによって、思考によって、
そして人との出会いによって、
少しずつ目を覚ましていくのだと思います。 

『イデアが溢れて眠れない』
眠れないほど心が動くこと。
もっと知りたい、やってみたいと思えること。
そうしたものに出会えたとき、
学びは本物になります。
ぜひ、この若狭高校で、
心から夢中になれるものに出会ってください。
私は、その歌詞の一節にも
強く心を動かされました。 

『この偶然の先 必然の先』
『この天井の先 星々の先』 

 今日ここにいることも、
今は一つの偶然かもしれません。
けれど、これからの出会いや学びの積み重ねが、
それをやがて、かけがえのない「必然」に
変えていくはずです。 

そして、若狭高校での学びとは、
まさに、この『天井の先』を
見ようとすることです。 

かつて本校の先輩たちが、
教室で作ったサバ缶を宇宙へと届けたように、
皆さんにも、今見えている限界を決めつけず、
その先に何があるのかを考えてほしいのです。 

たとえ小さな問いであっても、
それを言葉にし、仲間と分かち合い、
深めていくことで、
未来を動かす力になっていきます。 

若狭高校は、問いを深め、仲間と学び合い、
挑戦する中で、
自分の可能性をひらいていく学校です。

一人では生み出せないことも、
仲間と知恵やアイデアを重ねることで、
前へ進めます。
そこに、若狭高校の学びの面白さがあるのです。

 本校が大切にしてきたのは、
『異質のものに対する理解と寛容の精神』です。
 自分と違う考えや背景を持つ人と出会い、
学び合う中で、
皆さんは人として大きくなっていきます。

 新入生の皆さん。
最初から立派である必要はありません。
迷ってもいい。
失敗してもいい。
大切なのは、そこで止まらないことです。

考えること。
誰かと語り合うこと。
もう一度やってみること。
その積み重ねが、皆さんを確実に前へ進めます。

保護者の皆様。
これから卒業の日を迎えるまでの月日は、
お子様が大きく成長する時期であると同時に、
悩み、揺れ、試行錯誤を
重ねる時期でもあります。

私たち教職員は、一人ひとりに丁寧に向き合い、
お子様が安心して
いろんなことに挑戦できるよう、
その歩みを真っすぐに支えてまいります。

ご家庭におかれましても、
どうかお子様の挑戦を、
あたたかく見守っていただければ幸いです。

最後に、改めて、新入生の皆さん。
どうか、臆せず、一歩を踏み出してください。
自分の可能性を、自分で狭めないでください。
そして、この天井の先にある、
自分自身の可能性に出会ってください。
教職員一同、皆さんと共に問い、共に挑戦し、
その歩みを丁寧に、
真っすぐに支えていくことを約束し、
式辞といたします。 

令和8年4月7日 

 福井県立若狭高等学校長 渡邉 久暢 

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