定時制より #3 “「他者」への気づき” ~5/1(水)車いす講習会~

定時制より #3 “「他者」への気づき” ~5/1(水)車いす講習会~
5/1(水) 定時制1年生を対象とした車いす講習会が開催されました。コロナ感染症も落ち着き、昨年度から再開した買い物支援ボランティア活動。今年度も実施に向けて、小浜市社会福祉協議会から講師2名をお迎えしました。
東京工業大学の伊藤亜紗は、視覚障害のある方と美術鑑賞をすることの意味について次のように語っています。
「見える人だって、「何となく」見ている」ことに気づく。すると、見える人もよりよく「見る」ようになる。見えない人が見える人にとっても助けとなる。」
皆さんの感想からも、他者の存在への気づき、他者への想像にあふれた感想が見られます。
《生徒の感想》
・私もいつか車いすに乗るかもしれないので、今のうちに使いこなせるようにしたいし、車いすの方がいたら正しい対応ができるようにしたい。
・自分(車いす)ばかり見てしまって、周りや車を見ることができなかったので気をつけたい。
・外で車いすを動かすのが難しいことが少しだけわかった。
・今まで自分が行き来していた通学路の中にも障がいのある方にとっては通りにくい部分があったのかも知れない、と気づくことができた。
・車いすを使用する人が暮らしやすいまちになるようになってほしい。
・若い私たちからしたら、楽しいと感じられたが、やっぱり体が動かない人からしたらしんどい。
・マットの上はタイヤが沈んで進みにくかったし、体力を使いました。
・「ユニバーサルデザイン」という言葉を学ぶことができた。
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