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校長室より #6 後期前半終了式式辞

皆さん、こんにちは。

あと残すところ9日で令和5年が終わりますが、今年は新型コロナ感染症が5類になりコロナ前の行事が戻ってきた一年でした。先ほどの伝達表彰において部活動や発表会、探究学習などに多くの生徒が優秀な成績で表彰を受けました。また、賞に入らずともそれぞれの場面で全力で取り組み、喜びまた涙する若高生を目の当たりにし、私自身感動を受ける場面が多々ありました。本当によく頑張ってくれたと思います。つい先日の19日には、初めての生徒会行事「ワールドカフェ in 若狭」が開催されました。生徒会を中心に全員で知恵を出して協力し、寸劇を実施するなど計画から運営まで本当によく努力してくれました。また、参加した1,2年生もそれぞれ協力して実りある行事にしてくれました。

さて、話は変わりますが、この9月に京都で若狭高校同窓会関西青戸会が、11月に東京で関東青戸会が4年ぶりに開催され、それぞれに出席してきました。青戸会とは、都会で暮らす若狭高校卒業生の集まりの場です。関西青戸会では、本校出身のミュージカル俳優、杉田あきひろさんが校歌をはじめ思い出の曲を熱唱してくださいましたし、関東青戸会では、元NHKアナウンサーの山根基世さんが「よい人生とは!」という演題で講演をしてくださいました。その話を少し紹介します。
『人は、日常の話言葉によって、人生が変わってくるのです。「ありがとう」「ごめんなさい」は魔法の言葉です。これをきちんと然るべき相手に然るべきタイミングで、然るべき表現で言えるかどうかで人生は変わってきます。人に優しく、感謝できる人はどんな職業についても成功するはずです。また、今後世の中はどうなるか分からない、この時代でも周囲の人に対して心から感謝できる人は力強く生きていくことができます。人が幸せになる原点は、「謙虚」と「感謝」です。言葉の力が人を幸せにできるし、言葉の力で世の中を築いていくことができるでしょう。』と美しい声で心を込めて語られた姿が印象的でした。
関東青戸会は毎年、関西青戸会は2年に1回開催し、どちらの会場も最後には、声高らかに校歌を歌って終わります。卒業生の方々は都会で懸命に生活されながらも母校の皆さんの活躍を応援してくださっています。

年が明けて2024年は辰年。辰は「ととのう」という意味があり、もともとの植物の形が整った状態を表しているそうです。また、「辰」たつ(竜、龍)は十二支の中で唯一空想上の生き物で、権力や隆盛の象徴であることから、辰年は活力旺盛になって大きく成長し、物事が成功する年だといわれています。

2024年。新たな成功を目指して、何かにチャレンジしてみましょう。

最後に、3年生の大学入学共通テストを受験する皆さん、いよいよ試験日が目前に迫っています。プレッシャーを感じたりたり、急に不安になったりすることもあるかと思います。しかし、これまでの努力を自信にして、強気で培ってきた実力を発揮してください。
1、2年生の皆さんは冬休みが終わると、1月に県連模試や実力テストがあります。
それぞれの目標が達成できるよう、全ての精力を傾けて欲しいと思います。

皆さん、この冬休み中は、今年の学校生活を振り返って、今後の高校生活への抱負をしっかりと思い描く時間としてみてください。令和6年も良い1年にしていきましょう。

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