小林栄三先生、中川直美先生にご講演いただきました!

令和6年度夢や希望を育て未来を築く教室(ふるさと先生)事業として、本校OBの伊藤忠商事元会長、小林栄三先生(若狭町出身)が、”故郷の存続・発展に向けて”と第しご講演くださいました。世界の人口動向から日本、小浜の現状をお話しいただき、まずは若狭、小浜について分析することを勧めてくださいました。
また、その後、元宮内庁病院看護師長の中川直美先生(鯖江市出身)にも看護・医療を志望する3年生に対してお話いただきました。宮内庁病院の看護師長ご経験を交えながら,看護師像を持つことの大切さ、教養や礼法の大切さなどお話をいただきました。
次回は11月に開催され、生徒達は小浜市の現状についてSWOT分析を行い発表することになっています。小林先生、中川先生、ありがとうございました。
<生徒の感想>
<3年生看護志望者>
○一番印象に残っているのは、看護にも礼法が大事だという事です。その人に合わせた対応ができるということが大切で、高齢者としてひとまとめにしてはいけないという考えを聞いて納得しました。また、看護師の手が大切という言葉がすごく響きました。今の時代、薬に頼ってしまい、看護師の本来の目的を見失いそうになります。しかし、そうではなく、手を当てて手当することで看護師だから与えることのできる安心感があることを学びました。私も看護に対して、明確な考えを持ち、今後の進路にいかしていきたいです。
○自分の将来目指す看護師像をじっくりと考えてみたくなりました。また、看護師として単に患者に寄り添うだけでなく、礼儀作法についても学んでおくべきだと初めて気づくことができました。看護師だからできること、自分にしかできないことを見つけ、人に寄り添うことで人の人生を支えたいと思いました。そして、今回中川先生の笑顔がステキだったように、私も笑顔を絶やさずに全ての人に元気を届けられるような看護師を目指したいと思いました。表情一つで相手との信頼関係の深さや距離感の変化が起こると思うので、私は患者に優しく笑顔で話しかけることのできる看護師になりたいと思いました。
<2年生>
○SWOT分析を今日初めて知ったけれど、色んなところで使うことが出来ると思いました。強みは伸ばして、弱みも自分であると認めて向き合えるようにしたいです。部活でリーダーという立場であり、進路もそのような道に進みたいと考えているので、人との出会いを大切にしながら“明るく元気に”毎日を過ごしたいなと思いました。今日は貴重なお話ありがとうございました!
○今回、お話をお聞きしてすごく前向きになることができました。私は得意なことと苦手なことの差が大きく、苦手なことを如何に無くそうか考えてしまい、自分の得意なことに目を向けることができていませんでした。これからの生活で自分、家族、友人、色んな人のいいところに目を向けて、その人の苦手なところをサポートできる人になろうと思いました。また、人とのつながりを、出会いを大切に生きていこうと思いました。今回は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。これから頑張ります。
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