定時制より#6 ~大事な情報は、SNSやネットではなく「現場」にある~

定時制より#6 ~大事な情報は、SNSやネットではなく「現場」にある~
6/12(水)進路ガイダンス(障がい福祉の魅力発信パネルディスカッション)を行いました。高校生にとって1つのロールモデルとして、また本校定時制が行っている買い物支援ボランテアとのつながりからも、「福祉」という窓を通して進路について身近に真剣に考えてもらいたいとの願いから企画しました。
当日は敦賀敬仁会様と小浜市友愛会様の2名の若手職員から、仕事のやりがいと大変さなど語りあっていただきました。またファシリテーターとして(株)akeru様による活発な進行。進路について、自分事として考える大切なきっかけとなりました。
〈ディスカッションの中で発せられた言葉〉
・興味を持ってないから知らないのではく、知らないから興味が持ててない。先ずは知ってみよう!
・〈仕事のやりがい〉について。できなかったことができるようになったこと。人間ってこんなに変われるんだと実感できたとき。子どもも、高齢者も、自分も。
・仕事について、イメージと現実とのギャップがある。本当に素敵な情報は現場にしかない。
・「障がい」とはなにか。社会との間に生じるもの。
・条件面でよい職場ばかりを追いかけると、結局何も残らない。自分がやりたいことがわからなくなる。
・キャリア形成は、偶発性が80%。よき出会いが生まれるために、大切にしたいことは・・・。
・職場の雰囲気向上のため行っていること。
職朝にて、「今週あったよいこと、職場の隣人の良いところ」を発表している。
〈生徒の感想から〉
・障がいは個性。障害を持っていてもたくさんの魅力がある。どんな人でも楽しく暮らせるようになれるとよいなと思った。
・仕事では、大変なことにもやりがいを感じるということが驚いた。
・ネットの情報などを鵜呑みにせずに、実際に仕事を経験して、仕事の楽しいことや大変なことを自分なりにみつけていけるといいなと思った。
・とても楽しそうに仕事について話しておられ、介護職へのイメージが変わった。
・障がい福祉のことだけでなく、これからの人生で役立ちそうなことも知れたので良かった。
・知ることの大切さを知った。自分は興味がないからといって知ることを避けていたのだと気づかされた。
・いま、バイトをしているときもやめたいなと思うこともあるけど、今日の話を聞いて、「働くことはみんなのためになっている」ということに気づかされた。がんばりたい。
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